三沢あけみ ベスト~こころ花~

三沢あけみ 三沢あけみ ベスト~こころ花~歌詞
1.こころ花

作詞:宮川ひろし
作曲:宮川ひろし

どんなきれいな 花よりも
貴方の 笑顔に
心やすらぐ 愛がある
幸福(しあわせ)うすい 私にも
春がきたのね おそ咲きの
生きててよかった 今日までひとり

ひとりじゃ渡れぬ 川ならば
私が あなたの
錨(いかり)おろした 舟になる
女の一番きれいな時を
貴方にささげて みたかった
ごめんなさいね 過去ある女で

女四十路(よそじ)は すぎたけど
死ぬまで青春
愛がこころの 十字星
幸せ忘れた 私にも
夢をみさせて くれますか
女の人生 あなたでかわる


2.わかれ酒

作詞:吉川静夫
作曲:渡久地政信

女の歓喜(よろこび)おしえた貴方(ひと)が
こんな こんな こんな悲哀(かなしみ)
わたしに呉(く)れた
涙ながして 悩んだ果てに
痩(や)せたとこの頃 いわれます
命を泣かす わかれ酒

死んだらよかった 抱かれたままで
甘い 甘い 甘い言葉に 私は燃えた
嘘も本当も 男は上手
二度目の人生 さがします
命を泣かす わかれ酒

生きてる限りは 忘れはしない
それが それが それが本音(ほんね)の
わたしにさせた
夜の仕草や 口癖なんか
酔うほど心に 浮かびます
命を泣かす わかれ酒


3.たまゆらの宿


4.島のブルース(三沢あけみ,和田弘とマヒナスターズ)

作詞:吉川静夫
作曲:渡久地政信

奄美(あまみ)なちかしゃ 蘇鉄のかげで
泣けばゆれます サネン花ヨ
ながい黒髪 島むすめ 島むすめヨ

愛人(かな)はいまごろ 起きてか寝てか
淋しがらせる 浜千鳥ヨ
南風(はえ)のふく夜(よ)は
ねむられぬ ねむられぬヨ

夏のおどりは 七日と七夜
みんな知る候(しょ)る 月の夜ヨ
名瀬の港の 船がでる 船がでるヨ

着せてみせたい 大島つむぎ
わすれられない あのひとにヨ
なさけひとすじ
島むすめ 島むすめヨ


5.色もよう

作詞:水野節子
作曲:水野昭太郎

若いってどんな色 若いってどんな色
若いって若いって 若いってレモン色
夢見るってどんな色 夢見るってどんな色
夢見るって夢見るって 夢見るってピンク色

※女ごころは 花時計
男ごころに ひらひらと
におわせて ふれさせて
時が織りなす色もよう※

恋するってどんな色 恋するってどんな色
恋するって恋するって 恋するってバラ色ね

夕顔ってどんな顔 夕顔ってどんな顔
酔うほどにくどく男 朝になればしらん顔
嘘つきってどんなつき 嘘つきってどんなつき
約束はみんな嘘 嘘つきって生まれつき
男ごころは 糸ぐるま
女ごころに からみつき
抱きよせて ひきはなす
恋が織りなす 色もよう
愛するってどんな色 愛するってどんな色
愛するって愛するって 愛するって赤い色

(※くり返し)

女ってどんな色 女ってどんな色
どうにでも染まるのよ 女って白い色


6.酒は手酌でほろ酔いで

作詞:吉岡治
作曲:渡久地政信

男はきれいに 捨てました
いったそばから また惚れて
いつか身につく 不幸ぐせ
いま頃あの人 どうしてる
甲斐性ないから 気になって
酒は手酌で ほろ酔いで…

片意地はっても おんなです
肩がおちます 夜更けどき
つくしきりたい 抱かれたい
みれんを肴に わすれ酒
猫にからんで 逃げられて
酒は手酌で ほろ酔いで…

明日はどうやら 雨もよい
どこであの人 雨やどり
さしてあげたい おんな傘
帰っておいでよ いつだって
吐息まじりの こぼれ唄
酒は手酌で ほろ酔いで…


7.茉莉花(ジャスミン)の涙

作詞:鈴木紀代
作曲:石山勝章

黄昏の黄昏の ポプラの並木道
たたずめばはるか遠い 想い出が浮かぶ
あこがれたあこがれた 都会の片隅で
何もない部屋の中に あなただけがいた

※1970年の あの夏の日は
いつまでもどうしても 忘れられない
幸せにつつまれた 茉莉花のかほり
あの頃の流行歌 くちずさみながら※

この街をこの街を 走る路面電車
消え去った同じ道に 人があふれてる
なつかしいなつかしい 小さな喫茶店
窓ぎわで二人ずっと 見つめ合っていた

1970年の あのときめきは
いつまでもどうしても 忘れられない
ふり向けばわけもなく 熱くなる涙
新しい風が吹く 時代が来たけれど

(※くり返し)


8.夜の雨

作詞:たかたかし
作曲:弦哲也

好きで飲んでるわけじゃない
忘れられない人がいる
消えぬあの日の想い出に
ホロリ涙を ながす夜

おれが倖せやるなんて
いって泣かせた夜もある
追えばつらさがつのるのに
酒にうかべる 影ひとつ

なんど傷つきゃわかるのよ
女ごころの頼りなさ
暗い路地うら灯も消えて
肩につめたい 夜の雨


9.恋しくて

作詞:たきのえいじ
作曲:たきのえいじ

心 心 心だまして
ひとり飲む酒
まぶたを閉じれば ああ
あなたが見える
私が死んだら あの海へ流して
女だから 女だから
耐える 忍ぶ あせる ふるえる
あなたに逢いたい

好きよ 好きよ 好きよ好きです
胸の底から
泣いたりしないわ ああ
あなたに逢うまで
夏から秋へと 色あせる桟橋
寒い程に 寒い程に
胸の中を かけてゆきます
おもいで散らして

私が死んだら あの海へ流して
女だから 女だから
耐える 忍ぶ あせる ふるえる
あなたに逢いたい


10.恋銀河

作詞:野村耕三
作曲:桜田誠一

男は夢に 賭けている
女は恋に 生きている
切れない未練 抱きながら
海峡渡って ひとり…
冬の冬の銀河は 寒々と
北の北の夜空に 炎えて 炎えている

消えては浮かぶ 思い出が
あきらめかけた 胸を刺す
わかままだった 一年を
許して下さい あなた
どこへどこへ帰るの 凍鶴(いてづる)は
北の北の砂丘は 花も 花もない

男は旅に やすらぎを
女は愛に ぬくもりを
雲間にひとつ 母の星
一途に生きよと ひかる
冬の冬の銀河は 寒々と
北の北の夜空に 炎えて 炎えて降る


11.まつのき小唄(あけみ&ブラック・ボックス)


12.渡り鳥

作詞:野村耕三
作曲:桜田誠一

波を凍らせて 吹雪の海は
鉛色をして 吠(ほ)える
ちぎれた想い出の 雁木(がんぎ)を焚(た)けば
ほろりいのち火が 哭(な)く
鳥よ 渡り鳥よ 怨みは海に沈めて
鳥よ 渡り鳥よ ふるさとへ帰れ

恋は無情だと しがらむ風に
あなた呼ぶ声も 荒(す)さぶ
温(ぬく)もり欲しいよと 海峡宿に
ひとり 情け火を抱く
鳥よ 渡り鳥よ かぶさる雪雲(くも)の彼方へ
鳥よ 渡り鳥よ はるばると渡れ

しばれ砂浜に いつかは春が
赤い浜なすも 開く
待つのは馴れている 女の胸に
ちらり明日火(あしたび)が点(つ)く
鳥よ 渡り鳥よ 翼に虹を映して
鳥よ 渡り鳥よ ふるさとへ帰れ


13.ふられの酒

作詞:鈴木紀代
作曲:西つよし

あなたのすべてを 欲しがって
あなたの笑顔を 失くしたの
あの時のあの時の 燃える想いを
抱きしめて 抱きしめて
今夜は酔わせて ふられの酒よ

身体は遠くに 離れても
心は近くに 感じます
この胸にこの胸に 涙ひとつぶ
忘れたり しないでよ
泣いたら明日も 見えなくなるわ

出逢った夜更けも 雨でした
別れた夜明けも 雨でした
いつの日か いつの日か 想い出したら
倖せを 祈ってね
今夜も雨降り ふられの酒よ


14.天国と地獄

作詞:AKEMI・駒嶺守
作曲:武市昌久

天国と地獄…
貴方はどちらを選びますか
見えない旅路の別れ道
胸がヒリヒリ痛みます
死ぬよりも何よりも生きてく方がもっとつらいワ
でも前を見つめて階段上がるの
そこには幼い頃の夢が待ってるワ
人生は人生は人生は
天国と地獄の背中あわせ

天国と地獄…
貴方はどちらを選びますか
心の鏡の裏表
闇にシンシン聞こえます
泣くよりも何よりも泣かせる方がもっとつらいワ
でも過去を忘れて扉を開けるの
そこには命をこがす愛が待ってるワ
人生は人生は人生は
天国と地獄の背中あわせ

でも前を見つめて階段上がるの
そこには幼い頃の夢が待ってるワ
人生は人生は人生は
天国と地獄の背中あわせ


15.てぃんさぐの花

作詞:さいとう大三・平岡毬子
作曲:市川昭介

赤く咲く花は 天に咲く
あなたは私の 涙が
見えますか
夢ひとつ 夢ひとつ
てぃんさぐぬ花よ あなたに逢いたい

夢で逢いたくて 眠る夜は
口紅を一色 指します
切なさに
恋しくて 恋しくて
てぃんさぐぬ花よ 心が泣くのよ

紅い色して 散る花は
風のせいじゃない
好きなお方の 胸の中
紅く咲くためよ…

紅い島花は どこで待つ
月のカモメを 見つめて
この島で
あの人を あの人を
てぃんさぐぬ花よ 恋しと待つのよ


16.つむぎ恋唄

作詞:野村秀亮・渡久地政信
作曲:渡久地政信

愛を紬(つむぎ)に 織りたいからと
今朝の手紙に 書いて出す
遠く離れて 思いは一つ
糸で繋(つな)いだ 島なさけ
加那(かな)は嫁入頃(たちごろ) 二十(はたち)ごろ

愛の手で織る 大島紬(つむぎ)
紅の色柄(いろがら) 花模様
浮ぶ面影 夜業(よなべ)の夜に
二人交(かわ)した 秘め言葉
加那(かな)は嫁入頃(たちごろ) 二十(はたち)ごろ

愛の紬(つむぎ)を あなたに着せて
連れて行きたい 夏まつり
踊る振(ふ)り袖(そで) 袂(たもと)に絡(から)む
風が婦夫(めおと)の 縁(えん)むすび
加那(かな)は嫁入頃(たちごろ) 二十(はたち)ごろ